バックカントリー記録

バックカントリー 〜粉雪の足跡〜

日付

2007/12/08

フィールド 神奈川県茅ヶ崎
筋斗雲主催の講習会

メディックファーストエイドの講習会に参加してきました。

Medic First Aid=アメリカの市民向け応急手当教育プログラムを作成している企業。同社が開発した救急救命システムの名称。
MFA救急救命

赤十字の救急救命と内容的には同じ部分が多いです。
今回それでも参加しようと思ったのは、AED(除細動機)とかは省いて、低体温症や凍傷など雪山での救助にアレンジした内容での講習が行われるという内容だったからです。

心肺蘇生
心肺蘇生。
人工呼吸2回、心臓マッサージ30回。

赤十字が今年この割合になってましたが、MFAも共通でした。

赤十字との相違はあまりありませんでした、幾つか。

アメリカだけあって、個人の権利とかの保護に厳しそうな事情が伺えます。

『応急手当する前に、必ず手当てしてもいいかを本人に確認する』

手当てを受ける側にも断る権利があるので、必ず確認するそうです。

いかにもアメリカですね。
赤十字では
「手当てをしますよ、いいですね?」とかの声かけをするのもいいことです、位の教えはありましたが、必ず確認するという類の注意はなかったです。

それと付随してのことだとは思うんですが、傷病者を発見して声をかける時に自分の名前や救命資格の所持を伝えるという点。

赤十字は「そういうことはきちんと伝えたほうが傷病者も安心しますよね」という程度の言い方で、それほど重要視してなさそうでした。
(実際、シミュレーションや試験でも言わなくても大丈夫だった)

MFAでは解説ビデオの中でも不自然なまでに強調していたから、そうとうこだわってる部分だと思います。
伝えるべき情報は相手に伝えて、手当てを受けるかどうかの判断を相手に委ねる。
訴訟社会的な考えですね。

他の相違点。

安全確認後に傷病者に近寄って声をかける前にすることで少し違いが。

MFA
重大なケガの可能性と受傷機転(ケガのメカニズム)のチェック→声かけ

赤十字
大出血の有無の確認→声かけ

MFAの考えでは脊椎や頚椎の損傷があると、手当ての際にさらに悪い結果になる可能性があるので、先にチェックという意味合いに感じ取れました。

やはり、個人の権利や訴訟社会のアメリカ的な色合いが強い影響か。

赤十字の方では、大出血がある場合には意識の確認などするまえに何とかしないとその場で死んでしまうから、先に確認するという言い方でした。

気道確保の際に、頚椎などの損傷の可能性の話も出たりはしますが、MFAに比べるとあっさり終わっていた感があります。

赤十字でいう大出血はMFAの重大な怪我の可能性に含まれそうな気もしますが、MFA講習内容では脊椎や頚椎などの損傷のチェックに重点が置かれていて、出血確認は気道確保後だったので、受講者の意識としてはその順番になりそうです。

他は細かい表現方法の違いこそあれ、ほぼ同じでした。

基本的な応急講習後に低体温症や凍傷の講義。
保温シートにくるまる

また、サムスプリントの使用など野外レスキューにそった内容が多くて嬉しかったです。

講習終了後、参加者みんなで飲みに行く。
生しらす寿司
ケンイチが『茅ヶ崎なら絶対、生シラスだよ〜』というので頼んでみる。

量が多くておいしかったです。

その後、会場になっているキャンプ場のログハウスに泊まる。

翌朝
砂混じりの茅ヶ崎
太平洋を見ながら朝食。


富士山。
近いです。


野良猫。
やたら太って健康そうな野良が多かった。


なんか変なのが飛んでました。


ロープワーク。

終了後、ケンイチとじゅんりな夫婦(今ではすっかり筋斗雲スタッフ!)といっしょに茅ヶ崎の有名なカレー屋さんで食事。

インドの人がナンを焼いてるお店で、ナンがめちゃくちゃ美味しかったです。

ナンってあんなに美味いものだとは知らなかった。

ちょっと自分でナン焼きにチャレンジしてみようかなとか思ってしまいました。

 

・業務用サイト

■スノーシュー.jp

■キャニオニングツアー



バックカントリー〜粉雪の足跡 〜トップへ戻る